グルメ料理に欠かせないのが精密板金の技術です。
代表的なものとしてはたこ焼き器が挙げられます。
日本中で大人気のたこ焼き器は、板金技術なしにはつくれません。
関西以外では、飲食店で食べたり購入したりすることが多いたこ焼きですが、関西では、一家にひとつはたこ焼き器があるという地域も少なくなく、食生活に欠かせないアイテムとなっています。
他に、たい焼き器も挙げられます。板金加工の技術なしには、ああした特殊な形状の加工製品はつくれません。

精密板金で作るものとは

精密板金で作るものの代表例が、たこ焼き器やたい焼き器でしょう。
特にたこ焼き器は、陥没のさせ具合に熟練を要します。
穴が空いてしまったら、その素材一枚が台無しになります。
しかし、熟練した職人がつくれば、見事に形の揃ったたこ焼き器があっという間に完成します。技術というのは素晴らしいものです。
機械でも作れるでしょうが、特注品などの場合は非常に高額になることもあるため、職人の手づくりのほうが向いている場合もあります。
たこ焼き器ほどではありませんが、たい焼き器もよく用いられるグルメ用商品です。
今川焼の製造器や鉄板焼きの鉄板も、高度な板金技術が求められる製品です。
焼き肉用の鉄板は、穴が空いた複雑な形となりますから、この製作にも熟練を要します。
機械で大量生産できると言えばできるのですが、手づくりできる技術を持つ人が存在するというのは大事なことです。
災害時など、流通網が途絶えたときや工場が稼働できなくなった時などに、不可欠な存在となります。

飲食店でも見かけるアレも・・・

飲食店でよく見かける鉄板焼きの鉄板や、焼き肉用の鉄板なども、板金技術なしにはつくれないものです。
これだけ技術が発達した世の中ですから、精密な工作機械を使ったほうが、高品質なものができそうな気もしますが、現実には、熟練した職人の技術にはかなわないそうです。
例えば、日本が世界に誇る新幹線の先端部の流線形も機械では製作できず、熟練した職人の技術でしかつくれないものとなっています。
鉄板焼きの鉄板も、こだわりの料理人が求めるものは、機械でつくったものでなく、職人の手づくりした鉄板である場合があります。
ナノメートルというミクロの世界の計測も可能になっている現在においても、機械より職人の技術のほうが優れているというのは、さまざまな場面で明らかになっていることです。
鉄板焼きは味付けもシンプルなことが多いため、焼き加減で料理のできが大きく左右されます。
料理人にとっては死活問題で、そうした場面で、高度な板金技術が求められています。