知人が仕事で1日家を空けるとのことだったので、僕がその息子さんを預かることにしました。
ベビーシッターは初めてでしたが、いつも知人にはお世話になっているので恩返しをしたいと思いました。
年齢層は違っても美味しい物を食べると幸せな気持ちになるのはやはり同じです。
ベビーシッターの才能があるかは分かりませんが、子供と同じ目線になって楽しむことは嫌いではないと実感しました。
今度はお父さんも入れて皆で遊びたいです。

預かったのは5歳の男の子

僕が預かることになったのは元気いっぱいの男の子です。
僕が5歳だった頃は何にでも興味があり走り回っていたので、両親をヒヤヒヤさせたものです。
彼も好奇心旺盛で怪我だけはさせないように注意しました。
ウッドデッキの角など家の中の方が危険がたくさんなので、外で遊ぶことにしました。
道路からはかなり離れた広場で、サッカーボールを蹴って体を動かしました。
しばらくすると歳の近い男の子たちがやってきたので、僕たちはそのグループに混ざってサッカーをしました。
大人は自分だけだったため手加減しながらのプレーでしたが、俊敏な動きでボールを追いかける活力には敵いません。
若さとは何にも勝るものだなと改めて自分が歳をとったことに気付かされました。
点を入れても入れられてもはしゃいで笑顔を見せる姿に父性本能がくすぐられます。
勝ち負けではなくいかに楽しめるかにこだわった時間はとても充実し、あっという間にランチタイムになりました。

グルメな僕の美味しい手料理を食べさせました!

僕はサッカーでお腹が空いた彼に「料理なら任せて」と自信満々に言いました。
美味しい物を作ることは僕が最も得意とすることです。
体は小さくてもモリモリ食べて大きくなっていく時期なので、できるだけ早くボリュームのある料理を作ってあげようと考えました。
カレーライスは深いコクを出すのに時間がかかり、ラーメンは子供に好かれる料理だけど手抜き感が出ます。
レパートリーをグルグル巡回してひらめいたのがオムライスです。
生クリームをたっぷり使ってフワフワとろけるオムライスを作りました。
スプーンを入れるとホカホカで具だくさんのチキンライスが見えます。
グリンピースも食べられるとのことだったので、色が鮮やかで楽しくなる食卓になりました。
1口目に大きな声で「美味しい」と言ってくれた時は、心の中で自画自賛してしまいました。
我が子を見るような目で「いっぱい食べてね」と返していたと思います。
食事と会話で知人が帰って来るまで本当の親子のように触れ合えました。